振り逃げの起こりについて調べてみた

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野球は観戦ばかりで実際にプレーしたことはありません。南里です。

この間、友人と野球の振り逃げについて話題になりまして、なんでこんなおかしなルールがあるのかと。
野球を知らない方にさらっと説明すると、振り逃げはバッターが三振した際に一定の条件を満たすと一塁に走れることを指します。
で、僕も興味があったので、少し調べてみました。

現在の振り逃げに関するルール

そもそも、振り逃げ自体はルール用語ではなく俗称だそうです。
振り逃げに関連するルールを、野球規則から引っ張ってくると、

5.05 『バッターがランナーとなる場合』
(a)次の場合、バッターはランナーとなる。
(2)(A)ランナーが1塁にいないとき、(B)ランナーが1塁にいても2死のとき、キャッチャーが第三ストライクと宣告された投球を捕らえなかった場合。

とあります。キャッチャーが投球を捕ったとみなす定義はこちら、

5.09 『アウト』
(a)バッターアウト
バッターは、次の場合、アウトとなる。
(2)第三ストライクと宣告された投球を、キャッチャーが正規に捕球した場合。
「原注」”正規の捕球”ということは、まだ地面に触れていないボールがキャッチャーのミットの中に入っているという意味である。(略)

ややこしいですが、要は、ランナーが(一塁に)いなくて、三振したときにワンバウンドでキャッチャーが捕球したような場合は、振り逃げが成立します。

昔の野球はバッティングゲームだった

野球が誕生した当初は21点先取制で、打者は投手に打者は投手に対し「高め」「真ん中」「低め」という投球の高さを指定することができたそうです。現在で言うと、練習時にバッティングピッチャーが投げる珠をいかに打つかという、ホームラン競争に近いイメージのスポーツですね。余談ですが、審判のストライクコールも、打てるコースの球は打ちにいけ!(ストライク!) という意味だそうです。

振り逃げの起こり

当初の野球は、どちらが21点取るまで続くという、非常に長いものだったのですが、段々と時間短縮が図られるようになり、9イニング制、四球(最初は9ボール)というルールが成立していったのですが、その中で3回ストライクを打てなかった打者は必ず一塁に進塁しなければならないというルールが生まれました。これが振り逃げの始まりだそうです。0mのヒットを打った扱いという、どちらかというとペナルティーの意味合いが強いルールですね。
毎回走っていると長いので、完全捕球した場合はアウト成立ということになりました。つまり完全捕球できなかった場合に振り逃げで走れる、ではなく完全捕球できなかったので、守備側は打者をアウトにするためにタッチもしくは一塁に送球をする必要がある。と言うのが本来の意味合いなんですね。

最後に

野球ってとても複雑でなぜこんなルールがあるのかと思うことがありますが、紐解いてみるとなるほどと思えるので面白いですね。

では。

追記、参考にしたのはこのあたりです。

wikipedia振り逃げ野球の歴史野球規則

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