紲星あかり雑感

南里です。
昨日知ったのですが、なんとVOCALOID4紲星あかりの体験版がダウンロードできるんですね。
【更新情報】VOCALOID4 紲星あかりの体験版を公開致しました。https://t.co/HobvpMYbcJ pic.twitter.com/Ar4RYu47KJ
— AHS公式@VOCALOID4 紲星あかり☆ (@ahsoft) 2018年4月13日
正式版を手に入れてから、あかりパートを仕上げようと思っていたのですが、正式版と遜色なさそうだったので早速投入することにしました。
表記は「Akari」で、他のAHS製品全てとクロスシンセシス対応しているようです。
FukaseはAHS製ではないので、別グループになってます。
実際使ってみたイメージとしては、
・ゆかりと比べると素のボリュームは小さく聴こえる。
・中低音域ではボカロ特有のノイズが目立ちロボっぽく聴こえる。
・高温域はかなり自然に聴こえる。ただ、超高音域になると不自然さのほうが目立つ。
・設定内容に忠実に発声している。きちんと手を加えないと不自然に聴こえる。
最後のイメージですが、ゆかりはある程度ベタ打ちでもそれなりに歌ってくれます。調声はある程度ファジーでも良いのですが、癖を掴んだ上で調声しないと上手くは歌ってくれませんでした。あかりは入力内容に忠実に歌うようなので、細かくパラメータを設定する必要がありますが、素直に設定すれば良さそうです。既存のプラグインとの相性も良いかもしれません。
今回の曲は、中音域がメインなので、ボカロっぽさを消すために、BRE(ブレシネス)とGRW(グロウル)の値を増やして、息成分を追加しました。
あかりパートを全て調声した後は、GEN(ジェンダーファクター)をちょっとずつ変えて色をつけたり、破裂音のVEL(ベロシティ)を調整しました。
明日には一通り設定完了させたいです。
今日はここまで。