中国語と日本語の違い

南里です。
今日はゆかりたちに中国語を喋らせようとしていましたが、
中国語と日本語の根本的な違いで躓きました。
VOICELOID勢は日本語ライブラリのため。中国語っぽく喋らせるためには、発声時の声の高さを中国語のピンインに合わせてやる必要があります。
中国語の発生は4種類なので、その設定を固めてしまえば問題ないと思いました(伏線)。
ゆかりのほうが使い慣れているので、こんな感じのシンプルな設定で調声を進めました。
何度か試行錯誤した結果、それっぽく聞こえるような値を見つけました。
下記のような高さです。
実際に喋らせた結果です。
※你好 nǐ haǒ 多少銭 duō shaǒ qián
ざっくりではありますが、それっぽい感じになった(はず)です。
なのであかりにも試しに喋らせてみることにしました。
まずは何もパラメータを弄らない状態(下記)、で試します。
※你好 nǐ haǒ 多少銭 duō shaǒ qián
めっちゃ語尾が上がってますね……。
よく考えたら、日本語は発音周りはかなりアバウトで、微妙なイントネーションの違いで感情などを表現する言葉なのでした。
中国語にはない部分です。
このままですと、どうにもならないので、
明日からはあかり(プリセットの変更はなし)で、調声を行っていこうと思います。
今日はここまで。